時間の概念研究所、略して「時らぼ」

時間の概念的だなあ、と思った事を遺していきます。

「100年前に広瀬すずとデートしてみたら?」

「100年前に広瀬すずとデートしてみたら?」

機能寿命に関しては、前回の記事(

”寿命の種類”は2つある!? - 時間の概念研究所、略して「時らぼ」

)で紹介させていただいた。

tokilab.hateblo.jp

 

広瀬すずの魅力が、いつの世の男性も虜にする前提で話を進めれば、時間が過ぎる感覚スピードの変化は生じていないだろう。


では生活寿命に変化はあるのだろうか。

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生活寿命とは何か、まずこの説明が必要だが、もう少しお付き合いただきたい。


あなたの機能寿命が1時間だとする。

 

そんなあなたが広瀬すずと、1916年と2016年に1時間デートの機会を得た。

プランは自由だが、いくつか条件を設ける。

・実際にその時代にあった(ある)ものしか使えない

・その場で予定を立てる

・東京駅に12時に集合し13時上野駅で解散

・駅周辺に詳しくない

この4つに従ってできるだけ広瀬すずを楽しませる。

 

僕だったら、東京駅で美味しいお店でランチをして、上野動物園でパンダを見るというとても無難な計画しか立てることができない。

 

内容はともかく生活寿命の説明には十分だ。

では実際に僕が考えたプランを想像してみよう。

 

〜「広瀬すずと過ごす余命1時間」〜  (1916年Ver. & 2016年Ver.)


広瀬「おまたせー」

すでに5分の遅刻だ。僕の寿命は既にあと55分。

 

僕「おなかすいたけど、なんか食べたいのある?」

 

広瀬「うーん、昨日お肉食べすぎたから、ヘルシーかつおいしい魚料理がいいな。生魚じゃなくて焼いたものがいい!高級なお店というより、学生が行きそうなところがいい!」

 

僕「ちょっとまって、ググってみるわ」

 

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〜食事後〜

 

30分が経った。僕の寿命はあと30分。

 

僕「上野動物園行きたいと思ってるんだけどどうする?」

 

広瀬「私も行きたいと思ってたの!」



ということで電車で上野駅、そして歩いて上野動物園へ向かった。

 

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上野動物園到着〜

 

40分が経った。僕の寿命はあと20分。

 

広瀬「上野動物園と言ったらやっぱパンダでしょ!」

 

僕「みにいこか」

 

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広瀬「なにこれ、かわいいいー私みたーい!」


僕「となりにゴリラもいるぞ!」


広瀬「なにあれ、僕くんみたーい!」


59分が経った。僕の寿命はあと1分。

だが、死ぬ前に広瀬すずとデートが出来たことで悔いはない。ありがとう。



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では次に100年前のデートを想像してみよう

 

僕「上野動物園行きたい!」

 

広瀬「行こう!」

 

僕「困ったなー道に迷ってしま」

 

------1時間が経った。--------

 

みなさん分かっていただけだろうか。

 

同じ1時間でも、同じ機能寿命でも

1時間で出来ることが増えている。

 

例えば、広瀬すずの様々な注文をググれば数分で承ることができる。

移動時間だって大幅に短縮された。

それによって1時間という、あまりにも短い時間だが、より濃密な時間は過ごせたのではないだろうか。


これが80万倍の約80万時間

つまり、100歳生きる場合の時間で換算したときに

どのくらい時間短縮ができているのか想像もつかないだろう。


僕たちは同じ機能寿命でも、出来ることが増えている

 

この実質的に有意義なことが出来る時間を、生活寿命と呼んでいる。

 

この生活寿命を生かすも生かさないもあなた次第なのである。

 

次回からは、日常の中で生活寿命を生み出していると思う例を紹介していこうと思います。

 

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